焚き火と欲望とその意味

おさびし山のシュウ

2016年03月02日 03:25

こんばんは。

久しぶりのブログ更新になります。

前回から1年くらい経ったでしょうか。

光陰矢のごとし。

月日が流れるのは早いものです。

僕も30代中ごろから終盤になってまいりました。(37歳)

人生は長い様で短い。

自分の好きな事を元気な体でやっほいできる時間なんてきっとすごく短いんだと、

先日計算したら答えがでました。

僕は好きな事をするぞ。

自分の欲望の赴くままに・・・。



2月28日、久しぶりの牛野ダムでソロキャンプをしてまいりました。





今日のテントはLuxeのミニピークIIのインナーなしバージョン。

雨は降らなそうだったのでタープは無し。











ダムの表裏どちらも溶けた雪でコンディションが悪かったのではじめて頂上付近に陣取ってみました。

誰かが作って置いていった枝のトライポッドがあったのでありがたく使わせて頂きました。









ダムは溶けた雪で満水状態。

たまに水を抜いてる時期があるけれど、やっぱりダムは水たっぷんたっぷんの方がダムっぽくていいですよね。








テントを立てて、薪を探そうとウロウロしていたら、冬の強風で倒れた木がありました。

あんまり乾いてはいない様でしたがありがたく薪にさせていただきました。

斧を持ち、木をを引きずって歩く姿を誰にも見られなかったのでパトカーが飛んでくる事もなく一安心。

やっぱり男は斧で薪割りですよね。

斧は最高ですよ。

戦士の武器ですよ。








ケラムのウルヴァリンを購入したのでさっそくエセフェザーを作ったりしましたが、

火口は必ず火がつくワセリン玉というへたれっぷり。









新しい焚き火台を購入してみました。(2万円)

ピコグリル760です。(2万円)

今までピコグリルいいなぁと思っていましたが、サイズが小さかったので迷っていました。

大きいのが出たので買ってみたんですがこれは素晴らしいです。(2万円)

長い薪も難なく燃やせるし、しっかりしていて変形五徳の構造も素晴らしい。

焚き火調理も余裕です。(2万円)

良く燃えるし視点が低いのも気に入りました。(2万円)

欠点は値段が高い所です。(2万円)




なんつーか・・・最近アウトドア製品高くないですか???

ちょっと高すぎでしょう!!

けど気に入ったからいいのだ。

僕は欲望のままに生きるのだ。









燃え方が美しいですよね。

仕舞がこんなに薄いのも素晴らしいです。

焚き火台の完成形なんじゃないかと2万円はらった僕は思いました。

1500円ならきっとこんなに言わなかったはず。












小さいテントだけど、せっかく持ってるのに使わないともったいないかなと思って、

コットを入れてみました。

枕元には対おばけ用に斧を添えて。












軽く飲んで良い気持ちになりながらろくでもないことを考えたり、

誰もいない事をいいことに鼻歌を歌いながら枝をふりまわしたり、

そうやって自分の好きな事に100パーセントを注げる時間が大切なのです。









記事には書いてないけど、お休みしている間、ブッシュクラフト的なアウトドア活動ばっかりしていて、

濡れた木を燃やすのにいつも苦労していました。

しかし二万円様の力と僕の創造によってそれが解決したのだ。

焚き火台の下に濡れた薪をいれればちょっと乾いて良く燃えるのだ!

ほんのちょっとましなくらいだけど。












ブッシュクラフト的な野営を目指す僕に人工的な明るい灯りは邪道。

なのでオイルランタン一つしか持っていかなかったのですが、まっくらでお料理が撮影できませんでした!

牛肩ロースを炙り、ナイフで切りながら口に運び、バーボンと言いたいところだが温めたさらりとした梅酒を飲む。

男の世界だぜ。

焚き火調理はスモーキー効果で、安い肉でも焼いただけで美味しくなりますよね。


ペトロマックスストームランタンひとつという闇の中で肉を噛んでいると、

一台の車が僕のところに近づいてエンジンを止めてライトを消しました。

結構夜遅いし、僕がここに居ることは誰にも話してないので知り合いなわけもない。

さっきまで無骨な男の世界に浸ってたのに一瞬にしてドキドキ乙女になったわけですが。



すいませーんと黄色いうら若き女性の声。

声の通りの女性が暗闇から姿を現わしました。

どうやら道に迷ったらしい。

ハハハ、大丈夫ですよお嬢さん、ここは一本道なので、まっすぐどこまでもいけば国道4号線に出ますよハハハ。

と紳士的に答えてあげました。

こんなところで道に迷うのも謎だけど、常に人の道というものに迷ってる僕がとやかく言える事ではないです。



そんなこんなで夜はふけていき、あたたかいシュラフにもぐりこみ眠ったわけです。


















朝食は冷蔵庫に入ってたイナバレッドを焚き火で温めて、ピラフにかけて食べました。

繊細なエビピラフの味を無きものにする強引なイナバレッド。

まさに漢です。






シュラフを干し、そのへん散歩してコーヒーを飲んで撤収とあいなりました。



今回の教訓


命は時間である。

なにかをしていて楽しいと感じたり、おいしいものを食べておいしいと思う。

これもすべて命であり時間である。

それは限りがあって、最良の時を過ごせる期間はとても短い。

だから自分のしたいと思うことはするべきだし、過ごしたい時間はなにかを考えるべきだ。







そして焚き火台も買うべきだ。









ちなみにペグは元気ですよ。


僕も元気です。



それではまた。


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