僕だけがいない街

おさびし山のシュウ

2016年03月26日 23:28

3月26日、牛野ダムへパップテントの試し張りに行ってきました。



オークションでテントシートを2枚安価で購入できたのですが、やっぱりちゃんとフルセットで揃っているものが欲しくなり

アメリカから個人輸入しました。

日本では軍引き払い品店なんかにはあるみたいだけど、どれも状態がわからない中古だし、なかなか玉数がない。

もともとセットで60ドルくらいの安価なものなので新品を買っちゃえとなったわけです。









この日はちょっと風が強かったけどとても天気がよくて、土曜日ということもあり、牛野ダムは混んでいました。

人の少ない裏に陣取ろうと思っていましたが、昨年の水害により道路が崩れた為、道路工事中の看板が。

裏側は通行止めになっていて、しょうがなくファミリーや友人たちの集いで賑わう表側に張ることになりました。

僕は土日に牛野ダムへ行くのを非常におそれています。

なぜならみんな楽しそうにキャッキャウフフとしている中、

怪しげな僕一人でいると周りのみなさんが気分を害されるんじゃないかと思ってしまうからです。

僕、見た目もこわい感じですしね。

斧を研いでる姿を、小さいお子様をつれた奥さまなんかにみられた日には通報されてしまうかもしれません。

だが背に腹は代えられないのだ。











軍用テントはこんな感じでなかなかよろしい感じでした。

簡単に張れるし、ミルスペックで丈夫だしコットンなので火に強い。

軒下で小さい焚き火をしながら寝ころぶのには最適なのではないでしょうか。

軒部分のポールはコメリで買った伸縮棒を利用しました。





中はこんな感じで、奥行き部分に寝ることも容易です。

なにより、安価なのがいいですね。

壊れそうにない感じだし。

ジッパーをつけてサイドを跳ね上げ式に改造しているのも素敵だなと思っていたのですが、

タープサイドの三角部分をペグダウンすることによって、中が周りに見えにくいというのが気に入ったので

僕は無改造でいこうと思います。











笑'sさんの焚き火調理台700reを購入したのですが、これは本当にいいテーブルだと思いました。

小さい方の焚き火調理台もよかったのですが、ちょっと小さめなのでもう少し大きいの再販しないかなぁなんて思っていた所でした。

1人用にはちょっと贅沢かもしれないけど、この広さだと道具をなんでもおけて便利です。

下の棚にも色々おけて、洗ったシェラカップなんかをひっかけておくのにもいいです。

















今日はファイヤーボックスで飯盒炊飯をしました。

エバニューのチロルハンゴー。

飯盒でご飯を炊くとキャンプ感があって楽しいです。











ごはんもいい感じに炊けた!








ムーリッカのフライパンでガーリックチキンソテーを作りました。

鉄フライパンで焼くと外はカリカリ中がジューシーで、ただの鳥もも肉でも美味しくなりますよね。

ただ、ガーリックシーズニングを最初にかけたのは失敗だったかな。

どうしてもふりかけた部分が焦げてしまうので、焼きあがる直前にかけるべきだったと反省。

失敗するのは恥ではない。

失敗から立ち上がらない事こそが恥なのだという言葉の通りに次回からは後からふりかけかけます。

まぁそれでも美味しかったですけどね!ごはんのおこげも。















大量の駄菓子なんかをついばみつつコーヒーを飲んだり、子連れの奥さまに見つからないようにこっそり斧を研いだりしていると、

周りからは楽しそうな笑い声が聞こえます。

こんな時1人でいるといつも思います。

僕は孤独なんだと。

家族がいても友達がいても、結局のところ僕は1人です。

足りない何かを埋めていくのが人生。

どれだけ埋め続けていっても、最後のひとかけらだけはきっと一生埋める事ができない。

だから孤独なんだと、そう感じます。

僕だけがいない街で、僕だけを待っていてくれる人はいるんだろうか。

遠くに旅に出て、高速道路を走っていたり、流れる川をみながらタバコを吸っている時、気がつくとそんなことを考えている時があります。

だけど、だからこそ人生は美しいのかな。

最後まで埋まらない何かを求めてきっと僕はこれからも旅に出るのでしょう。

何かを一生得られなくても、探し求める過程で、

見たこともない綺麗な景色がみられるのであれば、それはきっとすごく幸福な事なのではないのでしょうか。

生きていく意味があるのではないのかな。





宮城県はまだまだ桜は咲かない感じだけど。

もうちょっとしたら南の方に桜を見に行こう。

楽しみです。

例えすぐに散ったとしても。

記憶はいつまでも残るから。

そこに刻まれた時間こそが僕の宝物だ。



なんちゃって。

それではまた。



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